●プログラム

 

 

第一部物流クライシス-その本質的原因と解決への処方箋

バブル経済の崩壊以降、トラックの運賃は長らく下落傾向にありましたが、2014年頃から上昇に転じ、現在ではバブル期よりも10%ほど高い水準です。企業の売上高に占める物流費も増加しており、物価高の一因となっています。このコストアップの最大の原因は、トラックドライバーの不足にあるわけですが、目先の2024年問題もさることながら、生産年齢人口のさらなる減少を想定せざる得ない以上、物流の効率性を抜本的に高めない限り、本質的な課題解決は図れません。本セミナーでは、物流クライシスのメカニズムと、その解決に向けた処方箋を解説します。

登壇者:
株式会社ローランド・ベルガー 
パートナー
小野塚 征志 氏

プロフィール:
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了後、富士総合研究所、みずほ情報総研を経て現職。ロジスティクス/サプライチェーン分野を中心に、長期ビジョン、経営計画、成長戦略、新規事業開発、M&A戦略、構造改革、リスクマネジメントをはじめとする多様なコンサルティングサービスを展開。内閣府「SIP スマート物流サービス 評価委員会」委員長、経済産業省「持続可能な物流の実現に向けた検討会」委員などを歴任。

近著に、『ロジスティクス4.0』(日本経済新聞出版社)、『サプライウェブ』(日経BP)、『DXビジネスモデル』(インプレス)など。

 

 

第二部:配車システムによる輸配送DX化のポイント

物流を取り巻く環境は、2024年問題やドライバー不足といった課題を抱える状況の中、輸配送領域においても、
「配車業務が属人化している」「協力会社任せで輸配送効率を検討できていない」「アナログ業務が多く、
なかなかデジタル化が進まない」といった数多くの課題が顕在化されております。

本セミナーでは、パスコの強みである空間情報技術と、20年にわたって構築してきたTMSのノウハウ、経験を元に、
物流DX化に向けてTMS導入のポイントや導入事例についてご紹介いたします。

登壇者:
株式会社パスコ システム事業部 事業推進部
ロジスティクスチーム

香原 礼佳 

プロフィール:
運送会社、3PL物流企業や荷主企業への物流ソリューションの提案営業や、導入支援など配車システムの構築案件や、物流拠点ネットワークの見直しや再編分析業務に携わる。現在は、ロジスティクスチームのインサイドセールスに従事し、物流業界向けにセミナーや展示会での情報発信を行う。

 

■主催 株式会社パスコ
■登壇企業
- 株式会社ローランド・ベルガー
- 株式会社パスコ
■開催日時 2022年12月5日(月)9:00 ~ 2022年12月16日 (金)17:00
■会場

オンラインセミナー (アーカイブ形式)

※インターネットに接続できるパソコン、スマートフォン、タブレット等どこからでもご視聴いただけます
※セミナー開催日が近づきましたら参加用URLをメールにてお送りします

■参加費
無料
■お申込み

受付終了しました。